海外で発表されてから ほぼ半年遅れ・・・
梅雨明け絶好のタイミング、お盆前に入荷しました!
KENDAジャパン様の協力のもと、
Kanine KR20 が いよいよ 日本上陸です。
スパイダーに純正採用されているタイヤメーカー KENDA社 が
スパイダー専用タイヤとして 新たに設計した タイヤになります。
いかんせん純正採用となると やれコスト だとか やれ耐久性がどうだ とか、
様々なオトナの事情が絡んでくると容易に想像できますが
そういう意味では Kanine KR20 は 大きな しがらみから解放された
タイヤメーカーが 本気で開発した、本当に作りたかった、
真のスパイダー専用タイヤ だといえるのではないでしょうか。
てっきり 2020年モデルに純正採用されるものだと にらんでましたが
現在のところ 2014年モデルから タイヤ変更はありません。
Kanine KR20 が アフターマーケットを意識して 生産・販売 された事が理解できます。
Kenda's New Kanine BRP Spyder Tire
そんなスパイダーを知り尽くした タイヤメーカー、KENDA社が
送り出した Kanine KR20。
Kanine → ケーナイン → K9 → 警察犬。
その名の通りサイドウォール部に・・・
なんとも 賢そうな ワンちゃんがいます。
いかにも くいつきが良さそうです!
愛犬家のオーナー様は いますぐ交換です。
スパイダー専用タイヤを意味する
『 FOR SPECIAL MOTORCYCLE USE ONLY 』
当然、スパイダーのABSの効き具合や
トラクションコントロールのかかり具合を 考慮して 設計されています。
特に タイヤについては 弊社も、あんな事、こんな事、えっそんな事まで??
さんざん、様々なテストを行ってきましたが
自分(車両)に しっくりくる 靴(タイヤ)を履くべきだと 結論に至りました。
タイヤ単体の性能ではなく 車両に履いた時の性能でしょう。マッチングというか、 バランス というか。
そして 2020 の 文字。なんや わかります?
これが 2020年に製造された 証です。
ゴールデンウイーク明けくらいかな。
KENDA社 台湾工場で生産された Kanine KR20 は 日本へ直送されます。
こないだ 台湾 → アメリカ → 日本へ 来た KR20 は 2019年製造で 少し泣いた。
トレッド部を比較してみましょう。
なになに 海外のメーカーサイトによれば・・・
Kenda Kanineの高性能パターンは、横方向のトラクションを最大限に維持しながら転がり抵抗を低減し、さらにサイピングを増加させて立水を逃がすように設計されているため、優れたウェット性能を発揮します。その結果、乗用車の代替タイヤよりも優れたハンドリングを実現しながら、純正よりも高い走行距離を実現したCan-Am Spyderタイヤとなっています。
純正タイヤよりも燃費が良く、乗用車用タイヤよりもハンドリングが良い。(日本語 訳)
ほぉ。
タイヤを見れば サイピングが増えて ウェット時のグリップ性能は たしかに良さそう。
雨の多い日本向けだと思います。乗用車タイヤとの比較はまぁ置いといて、純正よりも
ライフが長く、燃費が良い。 はぁ。まさにいいことだらけですねぇ・・・。
これは もう テストするしかないですね。
とゆう訳で 『我こそは!』とお思いの オーナーの皆様、
次は 一番厳しい あなたが チェックしてください。
漂白剤のCMみたいやな。
そんな アナウンス前にもかかわらず、
もうすでに 週末、 続々とタイヤ交換の嵐・・・。
とにかく 人柱が大好きな オーナーさまに感謝です。
新型RTをのぞく F3・F3リミテッドトップケース有り、無し・F3T・RT
ほぼ全モデルの交換が終わりました。オーナー様レポートをお待ちしています。
よくお問い合わせをいただく タイヤ交換の時期ですが
もちろん個人差は大いにありますが
駆動部であるリアタイヤは 溝の減り具合で判断できる場合がほとんどで
平均15000kmくらいで交換になります。
8000kmでつんつるてんにした 猛者もいます。
で、問題のフロントタイヤ。
なかなか溝が減らんな~とお思いでしょうが
フロントタイヤのコンディションは ハンドリングにダイレクトに影響します。
下手になった気がするのは 古いタイヤのせいかも知れません。
フロントタイヤは溝の有無(摩耗)というより 期間(劣化)で交換するのが 良いでしょう。
2014年モデル ~ 2016年モデルの方は ぼちぼち交換をおすすめします。
フロントも使用状況によって一概には言えませんが
遅くとも 2回目の車検までには 交換したいですね。
タイヤと同じく、命に関わるゴム製品、まいどお馴染み コンドームの使用期限は、
コンドーム工業会において基本的には一応5年間と決めておられるそうです。
〇〇くん、見てるか~。
というわけで、今夏注目の KENDA KR20 の ご紹介でした。